突然ですが、11月に引越しました。
30平米の部屋が手狭になってきたこともあり、ちょっと前からそろそろ引っ越したいな〜と思っていたのです。
とはいえ仕事が忙しかったりしてなかなか具体的なアクションは起こせず…
10月頃に少し余裕があったので不動産屋を巡ったところ手頃な物件があり、やや勢いで引越しを決めてしまいました。
新しい家は45平米あり、前の家から比べると平米数は1.5倍に!もちろん猫も飼育可です。
前の家では初めて猫を迎えたりと思い出が詰まっていたので、退去時は多少寂しい思いをしましたが、やっぱり広さに変えられるものはないですね〜。新しい家での生活も楽しんでます!
今回は人生で初の、猫と一緒にする引越しになりました。
猫と一緒の引越しレポート & 気をつけたポイントなどをまとめたいと思います!
※転勤や仕事の都合など必要に迫られたものではなく、自分たちの意思でゆるく引っ越したレポートなので、急いでいる人向けではありません
ペット可物件は全体の1割程度。苦労した物件探し
家の狭さがとにかく気になっていたので、前の家より少し広め(+10平米もしくは+1部屋くらい)、エリアは変えず、当然猫可の物件を探すことにしたのですが…
一般的に言われているとおりペット可物件はとても数が少ないです!だいたい全体の10%程度くらいでしょうか。
物件検索サイトに条件を入れると、都心の人気エリアにもかかわらずヒット数は「2」とかになってしまうほど…
これじゃ引っ越せねぇ〜!ということで、「ペット可」以外の条件には優先順位をつけ、その他は状況に応じて妥協することにしました。
今回つけた優先順位はこんな感じです。
- 引越しそのもの(とにかく前の家を出ることが重要)
- エリア
- 間取り(広さ・部屋数)
- 家賃上限
- 水回り・空調設備
今回もっとも大事なのは引越しそのもの。
前の家は本当に狭く、ストレッチのときに足を伸ばすスペースもないほどでストレスが半端なかった…
2番目に大事なのはエリア。これは、かかりつけの動物病院を変えたくなかったからです。
前の家も病院まで徒歩5〜10分の距離で、不安があればすぐ病院に行くことができ、精神的にとても助かっていました。
そして主治医の先生は噛み猫・栗蒸しの扱いがとても上手!病院というか先生を変えたくない!ということでこのエリア設定に。
かなり具体的な条件になったので、不動産屋でうっかり隣町の物件を紹介されるようなことにもならず、そこも良かったです。
希望条件の優先順位をかためておくと、後で発生する不動産屋とのコミュニケーションもスムーズになるのでオススメです!
不動産屋とのやりとりは担当次第!ペット好きの店員に当たればラッキー
物件に関する優先順位が固まったら、いざ不動産屋へ!
物件情報って オーナー → 不動産屋 → suumoなどのポータルサイトやメディア の順で流れていくそうなので、ポータルサイトに載っていなくても不動産屋は把握している物件情報というのも結構あるようです。
今回、実際にポータルサイトも不動産屋も両方利用しましたが、不動産屋のほうが情報が充実していた印象です。
ある不動産屋でついてくれた担当さんはなんと、わたしがこれから住みたいと思っている地域に住んでいて、さらにペットを飼っているという、すごく話の合う方でした。
行きつけの動物病院の話やオススメのペットホテルの話など、ペットの話を通じてその後のコミュニケーションもスムーズになったと思います。
不動産屋に行った際はぜひ担当店員さんに、ペットを飼ってるかどうか聞いてみることをおすすめします!
逆にペットに理解がない人もいて、「ペット可物件って数が少ないんでね〜〜〜ある程度は妥協してもらわないと笑」とか言われてムカついたこともありました笑
物件がいいのに担当が合わない!という場合は、その物件情報を持って他の不動産屋さんに行っちゃいましょう。
正直に「他のとこで見せてもらったんですけど担当の方が合わなかったので、できればこういう人に案内してもらいたいんですが」みたいに言えばよいです。
不動産屋さんは共通の物件データベースを参照していることが多いので、だいたいは不動産屋を変えても案内してもらえると思います。
担当さんには契約まで面倒をみてもらうことになるので、ペットに理解があるということもそうですが、連絡がマメだとか、コミュニケーションをとりやすい人のほうがよいです。
猫と一緒の引越し、内見で見たポイント
玄関・廊下にペットゲートをつけられるかどうか
玄関からの脱走対策にペットゲート、オススメです!
たいていのペットゲートは、猫がジャンプで飛び越えてしまう高さですが、ジャンプというワンクッションを挟めるので、玄関を開けたらダッシュでそのまま外へ!というような事故を減らせるのでは?と思っています。あと玄関普通に汚そうだから下りてほしくない。
わたしが知っているペットゲートはだいたい壁と壁の間で突っ張って設置するため、壁の強度や通路の幅をチェックしました。
窓からの眺め
うちの猫は2匹とも外を見るのが大好きです。
前の家は都内でしたが緑が多い地域で、3階で眺望の良い部屋だったので、小鳥やカラスが飛んでいるのがよく見えました。
暖かい季節は虫が外をウロウロして、涼しくなってくると空中を木の葉がワーッと舞って、それらを眺めるのが大好きだった猫たち。
内見に行ったところは2階以下の部屋が多く、猫たちは退屈しないだろうか…?とかなり気になりました。
猫たちは前の家の窓でそれなりに満足していたと仮定すると、うちの猫たちが満足しそうな窓の条件は、
- 日当たりがいい
- まあまあ空が見える
- 鳥の鳴き声が聞こえる
- 外を鳥や虫や人がまあまあ通る
という感じかな〜と思います。
これらを満たすための内見時チェックポイントをまとめました。
- 道が見える窓があるかどうか
- 窓が南もしくは東向きかどうか(最悪西でも可)
- 窓の向かいの建物の高さ(2階以下が望ましい)
- それなりの人通りが見込めるかどうか
- 周囲に緑が多いかどうか
こんな感じかな?
窓は、南向きは総合的に日当たりが良く人気が高い、東向きは朝日が、西向きは西日がそれぞれ当たりやすく、北向きはほぼ日が当たらない、ということだそうです。
北向きでも夏は涼しく、室内のものが日光で傷みにくいというメリットはあるそうですが、猫がいるご家庭には不向きでしょうね〜。
ついでに調べてみたところ前いた家の窓は真東向きだったようで、たしかに朝6〜10時くらいの日当たりが抜群でした!
壁の薄さ
壁はもちろん厚いほうが良いですが、ぶっちゃけ内見で確認する方法ってあんまりないですよね。
鉄筋が良いとか言われますが、以前住んでいたRCのマンションでは隣の携帯電話のバイブレーション音が聞こえたりしていたので、あまりアテにしていません笑
壁が信用できないとなると、せめて静かな場所を選ぶしかないかな〜と思います。
suumo などのポータルサイトには、住み心地に関する口コミ投稿コーナーがあったりするので、参考にしてもいいと思います!
野良猫の気配
窓の外を通る野良猫に反応して、マーキングなどの縄張り行動が激しくなることがあると聞くので、ちょっと気にしてみました。
窓の近くに野良猫が好みそうな塀があるとか、隣近所にやたらとペットボトルを並べているお宅がないかとか…
まあどういう反応をするかは猫にもよると思うので、そこまで気にしなくてもいいと思います。
天井の丈夫さ
うちの前の家もそうだったのですが、天井と床で突っ張ると、天井がメリメリと上がっていってしまう部屋があります。
【漫画日記】修繕費が高まる…!http://t.co/zKw81xe9LW pic.twitter.com/tBpSlzsk2H
— 鴻池 剛 (@TsuyoshiWood) 2015年7月11日
つっぱりタイプのタワーや家具を使いにくいので、天井は頑丈なほうが良いです!
天井を押し上げるようにしてみればある程度強度がわかるので、なんとかして内見時に天井に触ってみることをオススメします。
2匹と2人、はじめての引越し〈②準備編〉へつづく
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