猫2匹とともに引越しをしたレポです。4回にわたるレポの最終回、今回は引越し後の猫たちの様子や引越し後に発生した猫絡みのトラブルについて書きたいと思います。
引越しから1か月程度の猫たちの様子
引越しから1週目ごろ
2匹とも引越しの翌日から家中の探索を始めていました。毎日家の中のどこかに変化が起きている状態だったので探索も大変だったと思います。この頃はまだベッド下が猫たちの基地になっていて、業者さんや郵便屋さんが来るとそこに逃げ込んでいました。2匹とも食欲は思ったよりありましたがムラがあり、食事中に外で物音がすると食べるのをやめてどこかに隠れてしまうようなことも多かったです。全体的に排泄の回数も少なく、まだ家に馴染んでいない様子がありありと表れていました。
引越しから2週目ごろ
窓の外に興味を持って積極的に窓際から外を眺めるように。この頃はもう家の中の安全性を理解してもらえたようで、ビクビクしていることは少なくなりました。家の片付けも進んできたので元からあるキャットタワーを組み立てたり、新しく買ったキャットタワーを設置したりしました。どっちもとても喜んでくれて即使われるように。あと寝室とリビングに1台ずつ置いていたトイレをリビング2台に移動させたところ利用率がアップ。旧居でも2台並んで置いていたからこのほうが使いやすかったのかな?不思議でしたが利用率が上がってよかったです。
引越しから3〜4週目ごろ
買い足した家財などがドンドン届いて再び家の中がカオスに。猫たちは届くものを粛々と嗅いだりして点検していました。引越しと関係があるのかどうか謎ですが、2匹ともすっごく甘えん坊になって仕事中やネットサーフィン中に積極的に膝に乗ってくるように。冬場だということもあったのかもしれませんが、飼い主的にはとても嬉しい変化でした。あとベッド下を塞ぎました(ベッド下でケンカされると手に負えないので旧居でも塞いでいた)猫たちもすぐ諦め、以前のように布団の上などでくつろいでくれるようになりました。
引越し後の健康状態
栗蒸しは季節の変わり目などに体調を崩す(頻繁な嘔吐、軟便・下痢、結膜炎・鼻炎の悪化など)ことが多かったので、常備薬として目薬を切らさないようにするなど気をつけていました。ちょっとでも目が赤くなるとすぐ点眼して悪化は避けられました。
2匹とも、引越し後に各1回ずつ嘔吐がありましたが問題ないレベルと考えて病院ヘは行かずじまいです。
ドラム式洗濯機と子猫の組み合わせに要注意
今回、洗濯機の設置(ホースの取り付けなど)は自信がなかったので業者に頼みました。なにげなく設置作業を見ていたところ洗濯機の底に大きな空洞があることに気づきました。写真撮ってないんですが「ドラム式洗濯機 底」で画像検索してもらうとわかると思います。
一発で「子猫入っちゃいそう!危なそう!」と思いました。実際に「洗濯機 裏 子猫」で検索するといくつか事例が見つかります。
設置業者の人は「洗濯機の下はカビやすいから掃除しやすいように結構かさ上げしたほうがいいですよ」とか言ってくるのですが、とんでもない!猫が入ったら危ないので可能な限り低くしてください!とお願いするような状況に。うちの猫たちはすでに成猫ですが、栗蒸しは小さい頃洗濯機の下に潜るのが大好きだったので当時ドラム式洗濯機にしていたら危なかったかもしれません。小さいネコチャンがいるご家庭はぜひ気をつけてください。
さらに…引越し後の気の緩みから事件発生
自動車を運転する人は免許取得から1ヶ月後の事故率が急に上がるといいます。1ヶ月もすると慢心や気の緩みが生じ事故につながるのです。引越しでも同じことが言えます。
引越しからしばらくしたある日、帰宅したわたしはキッチンに謎の粉が散らばっているのを発見しました。その近くには口も縛らずに雑に置いたままのゴミ袋。そこでわたしは思い出しました。
その日の前日、引越し後の荷物整理をしていたわたしはあごだしのパックをテキトーにテーブルの上に置いて電話をしていました。電話中にガサガサ音がするので見ると、猫たちがだしパックの外袋を破って中に入っているパックをくわえていたのです。あわてて取り上げ、猫が口をつけただしパックは蓋付きのゴミ箱に捨て、無事なものは冷蔵庫に隔離しました。
ところが翌日、せっかく蓋付きのゴミ箱に捨てただしパックをうっかり大きめのゴミ袋にまとめて、それをキッチンに放置したまま外出してしまっていたのです。
だしパックだ!と思ったときにはすでに遅く、おそらく結構な量が猫の胃に入ってしまったものと思われました。しかも粉が入っていた不織布の小袋が見当たりません。袋を探しつつ、とりあえずウェットティッシュで床の粉を拭き取ってゴミ袋に入れておいたところ、どこからともなく飴りんごがやって来て躊躇もせずそのウェットティッシュを食べ始めたのです。普段は顔を拭いたりするのにちょっと近づけただけで嫌な顔をするウェットティッシュですが、このときはむしゃむしゃ口に入れるのでかなりびっくりしました。
この様子では袋も飲み込んでしまったかもしれない…と、すぐに病院へ。催吐剤を注射してもらったのですが、緊張からか嘔吐はせず。さらに塩分の排泄をうながす薬を処方してもらってその日は帰宅。
その後は幸いにも体調を崩すようなことはなく、袋も飲み込んだのかどうか謎のまま現在に至ります、、、
こんなことになってしまった原因は、引越しのドサクサでゴミの扱いが雑になっていたせいだと思います。ゴミがじゃんじゃん出るのでじゃんじゃんゴミ袋を使って、その袋を置くところがないので部屋の隅に並べたりすることになり、そこに匂いの強いものが紛れ込んでいると簡単に破かれて中身を出されるなんていうのは当然のことです。これでも普段はゴミの扱いに気をつけているつもりなのですが、「ちょっとくらい大丈夫」とか「うちの猫はお行儀いいから」とか根拠のない油断があったのだと思います。
この事件から、ゴミ収集を待つゴミたちは人間のトイレに隔離してそこには猫を自由に入らせないようにしています。
今回の物件選びは果たして成功だったのか?
引越し前にいろいろ研究して選んだ物件ですが、今回の物件選びはデメリットもあるものの、限られた条件の中で当初の目的(都内で猫複数飼育可能な40平米以上の家に引越す)を達成することができたので物件選びは成功ということにしたいと思います。
やはり30平米→45平米という広さの変化は偉大です。引越しから半年ですでに家財などが増えてきて若干狭くなってきていますが…猫たちも家の端から端までをダッシュで追いかけっこして楽しんでいます。
当初、3階から1階に引越すことで眺望が悪くなり猫たちの不満につながるのではと思っていたのですが心配無用でした。1階からでも意外と空が見えるし、逆に旧居よりも窓と電線の距離が縮んだので鳥がよく見えるようになりました。裏庭の木にも頻繁に鳥が来るし、近所にガーデニングされてる庭が多かったり新居の周囲にも植え込みがあったりするためか小さい虫もよく窓の外を飛んでいます。
窓の数が増えて日当たりも良くなりました。
まとめ
長くなりましたが引越しの記事はこれで終わりです!
引越しから半年以上経った今では2匹とも新居にすっかり馴染んで、毎日いっぱい寝ていっぱい食べていっぱい遊んでます。問題なく馴染んでくれて本当に良かったです!
広くなった家でこれからも猫たちとの生活を楽しんでいこうと思います!
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