猫が急性胃腸炎になった!前兆から回復まで

タイトルのとおりなのですが、猫が急性胃腸炎になりました。8月の終わりのことでしたが、10月になった現在ではすっかり回復して元気です!

複数回の嘔吐や水下痢、発熱など、初めて遭遇する症状もあって戸惑いや不安が多く、どんな感じだったか記録にしておこうと思ったので記事にします。

なぜかごはんを食べない…食欲不振から始まった飴りんごの急性胃腸炎

今回急性胃腸炎にかかったのは2番目の飴りんご。

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飴りんご 3歳メス

最初にあらわれた症状は食欲不振で、まず「食いつきが悪くフードを残す」というところから始まりました。

飴りんごは食いしん坊ですが飽き性でもあるので、いまのフードに飽きてきたのかな?と別のフードに切り替え。次のフードも最初は喜んで食べていたのですが、ちょうど切り替え終わったあたりでほとんど口をつけなくなってしまったのです。

といってもまったく食べない食欲廃絶の状態ではなく、1日に2〜3口は食べていました。しかも、自分のお皿には口をつけないのに他の子のごはんをつまみ食いしたりもしていたので、この時点では具合が悪いという考えには至らず…🤦‍♀️完全に飽きたものと思い込んでいました。

ですが食欲不振だけでなく、「ご飯の催促をしない」「ご飯の時間になっても姿を見せない」など、普段と違う様子も気になって病院へ。この時点では他に目立った症状もなかったので、栄養剤を点滴してもらっただけでした。

かろうじて食べたご飯も吐いてしまう…投薬治療へ

そんな状態が1週間ほど続いたある日、嘔吐がはじまりました。

飴りんごは普段めったに毛玉もフードも吐きません。なのに急に1日に3回くらい吐くように😞猫は吐きやすいので平均的には大したことないのかもしれませんが、普段全然吐かない子が何回も吐くとなると心配に。

食欲はいよいよなく、ごはんの時間になっても現れないので探しに行くと、物陰に隠れてじっとしていたりしました。ごはん大好きで、普段は後ろ足で立ち上がって催促するほどなのに…😭

ウェットフードを水でのばしたものをペロペロっと舐める程度でしたが、結局吐いてしまうのでこの頃はほぼまったく栄養を取れていなかったはずです。

嘔吐がはじまって3日目には久々のうんち。コロコロした良いものでした。

別件でかかりつけに用があったので、嘔吐がおさまらない飴りんごも一緒に病院へ。急激な食欲不振で、体重は5.5kg→5.1kgに!体温は39.5℃(微熱)。やまみ家の猫で熱が出た子は初めてです。

念のため血液検査もしてもらいましたが、感染症などの可能性も含めて異常は見つかりませんでした。ホッとしましたが、この時点では💩がふつうだったため胃腸炎という診断には至らず…吐き気止めと栄養を点滴してもらい、さらに吐き気止めを処方してもらって帰宅。

猫の顔が赤い

帰宅して飴りんごを見ていると、口周りが赤くなっていることに気づきました。

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なんだこれ?🤔検索して調べるも、有力な情報は得られず…一見アレルギーっぽいですがアレルギーで発熱はしないと思うので違いそう。

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通常時はこんな感じ。

この赤くなっていた箇所は毛が薄く、皮膚の色がわかりやすいみたいです。

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結局なんだったのか謎ですが、発熱で顔が赤くなっていたのかな?と思っています。人間も熱で顔赤くなることありますよね。

水下痢はじまるも、食欲復活してきた胃腸炎後半戦

吐き気止めを点滴したその夜、嘔吐止まったかな〜?と思っていたら代わりに水下痢に😭食べていないので量や回数はたいしたことないのですが、隠れ家から飛び出してきてトイレに駆け込むなどなかなか切羽つまった様子。

薬が切れたのか深夜には嘔吐もあり、翌朝ひとまず病院に電話。状況が日々変わっていたのと脱水が心配ということで、この日からしばらく毎日病院で点滴してもらうことに。病院までは自転車で5分なのですが、台風が接近した日もあり1時間おきに天気予報をチェックする日々でした😅

ウェットフードならちびちび食べてくれていたので、気に入るものがあればもう少し食べてくれるかな?と下痢のときによく使っているアニモンダ インテグラプロテクトウェット(消化器用療法食)を注文。ちょっと出してみたところ目の色を変えて食べてくれました!👏よほど気に入ったのか催促もしてくるように。いきなりたくさん与えるのはNGなので、1食1/8量を水で伸ばして与えていくところからスタート。

数日間飴りんごの鳴き声を聞いていませんでしたが、いつもの要求鳴きのようなものも増えてきて、徐々に元気を取り戻している感じがしました。

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ゆっくりですがタワーにものぼるように。

そして終息へ

その後は一度も食欲を落とすことはなく元気になりました😊

食べるようになってから熱もすぐ下がり(熱が下がったから食べるようになったのか?)嘔吐も下痢もストップしてコロコロの良いうんちをするように。結果的に薬は吐き気止めと下痢止めしか使っていないので、あとは自力で回復したと考えるとすごいな〜と思います。

療法食は、徐々に量を増やしつつ2週間かけてドライフードに戻すよう計画を立てました。数粒ドライフードを混ぜて食欲を確認するところから始めましたが、そのまますんなりドライフードオンリーに戻せました。

結局通院は4日間。気温が高めの日は熱中症対策でキャリーに保冷剤を仕込みましたが、そうすると自転車をこぐ自分も冷たくていい感じでした❄️

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いつの間にか顔の赤みはなくなっていたので、やっぱり発熱だったのかな〜?って思います。写真は熱が下がってから10日目くらいの顔。

症状が比較的急だったので早めに察することができた気がしますが、症状が徐々に表れるようだと気づきにくそうでした。飴りんごは病気がちな栗蒸しと違い、普段はとても頑丈な子です。でも、そういう子こそ油断せず、普段から気をつけて見ていないとな〜と思わされる一件でした。

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10月の飴りんご。香箱座りブームがきています。

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