前回、子猫が来た日のことを書きましたが、次は最初の2週間くらいについて書こうと思います。
先住は栗蒸し、子猫は飴りんごという名前があるのですが、子猫レポ中ではわかりやすいように、先住&子猫と統一しようと思います。
初夜
子猫の夜鳴きがやばい。全然寝れない……
そして全然寝れないのは先住も同じだったようで、いつも寝床にいる時間にケージの前に張り込み……ごめんよ〜;;
この頃私は、「先住の前で子猫をかわいがってはいけない」という鉄則みたいなので支配されていたので、鳴こうが喚こうが子猫のことは一切無視!!
と思っていたのですが、あまりに鳴くし、さすがに可哀想なので、深夜に何回か起きて子猫のところへ。
ケージを覆ってるカーテンの内側に入ると、私を見て「ゥナン!」と言い、ケージのあちこちでフミフミして全身で喜びを表現してくる……
ああ〜ごめんよ〜もっと早く来ればよかったね!!と、ケージの隙間から手を入れて撫でてあげたら、私の手に寄りかかってすぐに寝ました。
子猫も疲れていたんだな、ぬくもりがほしかったんだな、と切ない気持ちに。
と同時に、見ず知らずの私の手に触って安心して寝てくれるなんて、とジーンとしました。
2日目
先住はお気に入りの寝床でふみふみチュッチュする癖があるのですが、それが2日目にして復活。よかった。
子猫が初めてのうんち!しかも健康的なやつ。うれしい。
子猫の餌場をケージの1Fに用意していたのですが、子猫がご飯を食べに来たところを、先住がカーテンの外側から威嚇するという仕組みができているのを発見。
急遽子猫の餌場をケージの3Fへ移動(2Fもソファが近いため、威嚇される恐れがあった)
なにかのはずみに食器が落下するのを防ぐため、このハンガー食器を使いました。
登録していてよかったAmazonプライム(朝注文して夜届いた)
が、これ犬用だったので、平たい顔族の子猫はけっこう食べにくそうでした……
3日目
3日目にしてトラブル。
なんと、子猫のお世話中に先住がいきなりカーテンの内側へ!!
慌てる飼い主を尻目に、先住は「シャーッ」と子猫を威嚇して出て行く。
何なんだ急に……
でもこの出来事で、わが家の先住は子猫を恐がっているわけではなさそうだ、と確信を持ちました。
初日から同じ空間にいることができたし、本気で恐がってたらケージに近づかないはずなので。
またこの頃から、カーテンをはさんで、2匹がちょいちょいし合って遊ぶように。
お互いのにおいはだいぶ了解し合えていたもよう。
4日目
先住が朝、いつもどおり人間を起こしに来るようになった。
平常運転に戻ってきたっぽい!
子猫のほうも、目に見えて置き餌が減るようになってきました。
ケージがよく見える場所に猫ベッドが置いてあるのですが(ケージがない頃からずっとある)、そこで先住がまた寝始めるように。
だんだん子猫の存在を気にしなくなってきているのかも!
5日目
5日目にもトラブルが……
一瞬の隙をついて子猫がケージから脱走!!
わーーーーーーまだ何も用意できてないよ!
先住も即子猫を追いかけ、尻を嗅いで威嚇。子猫も威嚇。。。
慌ててケージに戻したけど、そろそろ外に出して慣らしてもいいのかもなあと思いました。
6日目
ケージを覆うカーテンを、2Fのところまで常時めくった状態に。
これまでの心労が祟ったのか、先住がわが家に来て初めての嘔吐。
戻したものは胃液っぽい感じだったけど、ネットで調べたところ、黄色い液は胆汁らしいです。空腹時に何も出すものがないと出るらしい。
先住自身も初めてのことでびっくりしたのか、自分が戻したものを見てビクッと飛び上がってましたw
子猫を試しにケージから出してみる。
そのたびに先住が即追いかけ回して、子猫は威嚇しながら逃げるっていうパターンに……
穏やかでない。
7日目
子猫がきて1週間。
先住が子猫を獲物視しているのでは?と心配し始める。
わが家は部屋を仕切れない構造だったので、ケージで子猫を飼いはじめたのですが、いろいろ考えて、カーテンやパーティションを駆使し、子猫開放空間を確保。
そこで数分、子猫だけ貸し切りで遊ばせるように。
人間は先住と一緒に貸切空間の外で待っているのですが、先住は常に落ち着かない様子でした。
8日目〜13日目(2週間目)
子猫が先住に追われた際、先住が入れないソファ下に逃げ込むというすべを身につける。
先住が小さいころもやってたやってた〜!と懐かしい気持ちに。
ソファの下に転がってそのままになっていたおもちゃがわんさか出てくる……
ケージ周りの布を全撤廃。
一時は順調に見えたものの、相変わらず先住が子猫を追いかけて果てに襲いかかり、子猫が「ギャー!」となる事態が続いていたため、ネットで「子猫 唸る」「先住猫 子猫 獲物」などで検索する日々を送る。
いまから考えるとすべて杞憂だったのだけど、この頃はすべてが不安でしかたなかった……
(続く)
先住はこんな近距離でこんな表情を見せるように。
子猫はケージから出れないときも、中にひもなどをぶら下げておくとひとりでも上手に遊んでいました(ただし誤飲には注意)
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