2匹の避妊手術を終えて、事前に用意しておいたら良かったな~とか、これ買っといてよかった~、とかいうものをまとめました。
避妊手術後とにかく大事なのは「傷口を保護する」ということ。
ペロッとやっちゃうくらいならまだしも、糸を取っちゃうとか傷を開いちゃうとかってことになると最悪なので(実際なったことないので、どのくらい危険かというのは想像でしかないのですが)、とにかく傷口は触られないようにするっていうことを最重要視。
ネットで調べると、猫は舐めて治すんだからそのままでOKみたいな意見もあるみたいですが、本当なのだろうか……(恐)
その次に、「傷口を保護した状態で可能な限り普段通りの生活をおくる」というのを重視しました。
これは猫側はもちろん、人間側も術後のフォローでくたびれるのは良くないので……
あと気持ち的にも、「人間都合でお腹に穴を開けるなんてかわいそう、猫に申し訳ない」と強く思いすぎないように。
気持ちが伝わって猫の不安を助長してしまいそうなので、人間側は可能な限りいつもどおり、まあなるべく「今日もかわいいね〜、ごはんいっぱい食べてえらいね〜」とプラスの気持ちを持つようにしています。
傷口保護
だいたい世の中の選択肢として、エリザベスカラーか術後服で保護するのが普通みたいです。
うちはとりあえず両方試しましたが、カラーを気にする子は服も気になるっぽいのでどっちがマシかで選ぶしかないのかな〜と思いました(栗蒸しはどっちも平気、飴りんごはどっちも気になる)
エリザベスカラー
メリット
- 顔周りだけなので体は一切フリー
- プラスチック製のカラーの場合汚れに強い
- 安価
デメリット
- 食事・飲水がしづらい
- パニックになってしまう子がいるらしい
- トイレでカラーのフチが汚れやすい
カラーを使ってて一番困ったのはトイレで汚れるということ……
特に栗蒸しは排泄物にかなり顔を近づけてから埋める子なので、毎回UNKがカラーにぶっ刺さってキツかったです。
いろんなとこにぶつかって大変に見えますが、だいたいの子は4〜5日で慣れるみたいです。
↓みたいになっちゃう子もいるそうなので、そういう場合は服のほうがいいのかも。
自作する方法もいろいろあって、カップ麺のケースやクリアファイル、ダンボールなどでできるみたいです。
購入する場合はいろんなタイプがありますが、なるべく視界を遮らず、軽い、サイズ調整ができて、簡単に洗えるものが良いと思います。
羽根のような軽いつけ心地のソフトタイプ
フチがソフトで装着感解消タイプ
視界良好のクリアタイプ
術後服
メリット
- カラーより軽いので動きやすそう
- 洗濯できる
デメリット
- ほぼ全身覆われるのでカラーより気になる子もいるかも
- ほつれた場合糸誤飲の危険あり
- サイズに気をつける必要あり
うちは2匹とも術後服で過ごしました。
栗蒸しは自作(自作したときの記事はこちら)しましたが、どうしても脱げるので1週間たってからはナシ・見張る作戦で乗り切りました(参考にならない)
飴りんごは↓のを購入して今現在着せています。
後日まとめたいと思いますが、今のところ脱げたり汚れたりもなくいい感じです。
投薬
どうしても薬飲んでくれないって子はあんまり参考にならないまとめですが……
うちはおやつに混ぜるとほぼ問題なく摂取してくれるので、ピルカッターで粉々にしてちゅ〜るに混ぜてあげました。
フタを回していくと中に入れた薬が粉々になっていくというものです。
薬のサイズが小さかったらぷにぷにチップがおすすめ!
このおやつは真ん中に穴が開いているので、錠剤のサイズが小さかったらそこに錠剤をねじ込んで食べさせることができます。
ときどき薬だけペッされますが、めげずにリトライすればだいたい3個目くらいには成功してました(経験談)
その他
エリザベスカラーの場合、トイレは屋根無しが断然良いです。
カラーが屋根にぶつかってよろけた拍子にブツを踏むということも(実際ありました)
普段屋根付きだけど、屋根外してもちゃんとしてくれる子なら外しておくのがよいかも。
あとは部屋の障害物を片付けるのも大事だと思います。
服の場合、フック類や硬いものの角に布地が引っかかることもあるので、安全面からもお片付け必須です。
抜糸まであと数日がんばるぞー!
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