栗蒸しの軟便問題その後
過去にも何回か記事にしていますが、先住の栗蒸しはわが家に来たときから軟便がちで、ロイヤルカナンの消化器サポートで改善していました。
が、食いしん坊の栗蒸しに対して、パッケージに表示されている給餌量が少なすぎる、他のフードもローテーションで食べさせたい、などの理由から、他に栗蒸しに合うフードを探すことに。
猫のカロリー計算によると、表示より多く与えても大丈夫そうなのですが、パッケージの給餌量も無視したくないなあという気持ちもあり、表示量的にもたくさんあげられるフードはないのか?と、以下の条件で探すことに。
- 1日の給餌量が多い(60g 以上だとうれしい)
- 繊維質が高め(軟便を防げると予想)
- できれば、いわゆるプレミアムフード・ナチュラルフードのもの
- 高繊維質であっても、シニア・ダイエット食は省く
栗蒸しの軟便は原因不明ではありますが、おそらく体質的なものだと予想しています。
たまたまあげていた、繊維質8%以下のナチュラルバランス インドアで調子が良かったため、高繊維質のフードにスポットを当ててみました。
プレミアムフード、ナチュラルフードの定義は曖昧ですが、ここは2chのプレミアムキャットフード専門スレ、ナチュラルキャットフードスレを参考にしました。
栗蒸しは成長期は過ぎていますが若い成猫なので、シニア食はひとまず除きます。また、ダイエットをメインに謳ったものも省きます(微妙なものはとりあえず掲載しました)。
繊維質高めのフードリンク集
というわけで、↑の条件に当てはまったフードをまとめました。
今回は給餌量も重要なので、給餌量の表も載せていますが、今後情報が古くなってしまう可能性もあるため気をつけてください。
栗蒸しの体重(3.5kg)くらいの数値を赤文字にしています。
わが家では「給餌量が多い」ことが条件ですが、少食の子にもお役に立てればと思い、給餌量にはこだわらずまとめています。
5%以下
体重 | 給餌量 |
---|---|
~2kg | ~41g |
2~3kg | 41~55g |
3~4kg | 55~68g |
4~5kg | 68~81g |
5~6kg | 81~93g |
6~8kg | 93~115g |
グレインフリーではないものの、動物性タンパク質多め。
低アレルギー素材で作られています。
給餌量は他のフードに比べると少なめかも。
体重 | 給餌量 |
---|---|
〜2kg | 28g~55g |
2kg~5kg | 55g~110g |
5kg~7kg | 110g~165g |
原材料は、家畜の疫病が発生していない地域に限って仕入れているという、ホリスティックフード。
グレインフリーのものは、穀類のかわりにサツマイモを配合。
給餌量も足りてそう。
体重 | 給餌量 |
---|---|
2.2~4.5kg | 61~91g |
4.5~6.8kg | 91~122g |
6.8~9kg | 122~183g |
9~11kg | 183~213g |
8種類の乳酸菌を配合(お腹に良さそう)
味は4種類ありますが、ポーク&スイートポテト以外は粗繊維3%以下程度の表記でした。
給餌量も60gはクリアしているので○
体重 | 給餌量 |
---|---|
1kg | 21g |
2kg | 44g |
3kg | 66g |
4kg | 90g |
5kg | 109g |
6kg | 131g |
7kg | 153g |
8kg | 175g |
9kg | 198g |
10kg | 219g |
※給餌量はホリスティックレセピー共通
ビートパルプ配合、小麦不使用。
醸造酵母と、吸収速度が異なる3種類の炭水化物を使用し、整腸作用UP。
マグネシウム制限により泌尿器に、他種類の繊維により毛玉排出に配慮。
給餌量多め。
5.5%以下
体重 | 給餌量 |
---|---|
1kg | 20g |
2kg | 30g |
3kg | 40g |
4kg | 50g |
5kg〜 | 60g〜 |
※給餌量はワイソン共通
高密度のプロバイオティクスと繊維により、腸内環境改善をサポート。
オプチマルバイタリティの方はグレインフリー、両方ともビートパルプ配合。
給餌量が少ないため今回はお断り。
6%以下
体重 | 給餌量 |
---|---|
2kg | 25g |
3kg | 40g |
4kg | 55g |
5kg | 65g |
6kg | 75g |
7kg | 85g |
8kg | 95g |
9kg | 105g |
10kg | 115g |
低カロリー・低脂肪の避妊去勢猫用フード。
給餌量が少なめなので、わが家の要件には合わないのですが、高繊維なので載せておきます。
6.5%以下
体重 | 給餌量 |
---|---|
1.4kg~2.3kg | 44g~55g |
2.3kg~4.5kg | 55g~81g |
4.5kg~6.8kg | 81g~108g |
6.8kg~9.1kg | 108g~135g |
毛球症対策用フード。
アボカドは猫には毒という説もあるそうですが、一部の種類のみで、猫に害のないアボカドを使用しているそうです。
給餌量は3.5kgの場合、60g程度はあげられそうなのでひとまず合格ライン。
体重 | 給餌量(運動量小) | 給餌量(運動量大) |
---|---|---|
1kg未満 | ~14g | ~20g |
1~2kg | 14~24g | 20~34g |
2~5kg | 24~48g | 34~67g |
5~7kg | 48~62g | 67~87g |
7~9kg | 62~75g | 87~105g |
体重 | 給餌量(運動量小) | 給餌量(運動量大) |
---|---|---|
1kg未満 | ~15g | ~22g |
1~2kg | 15~26g | 22~37g |
2~5kg | 26~52g | 37~73g |
5~7kg | 52~67g | 73~94g |
7~9kg | 67~81g | 94~114g |
グレインフリー。コーン、小麦、大豆、ビートパルプ、ビートファイバー不使用。
全体的に給餌量は少なめ。
※フィーラインキャビアはコメントにて情報提供いただきました。
7%以下
体重 | 給餌量 |
---|---|
1kg | 25g |
2kg | 35g |
3kg | 50g |
4kg | 60g |
5kg | 70g |
6kg | 80g |
7kg | 90g |
8kg | 95g |
9kg | 105g |
10kg | 110g |
※適度な運動量の猫の場合
ビートパルプ配合。
その他、毛玉排出、泌尿器疾患、便臭などにも配慮された、室内猫用フード。
給餌量がちょっと少ないかな〜
体重 | 給餌量(運動量小) | 給餌量(運動量大) |
---|---|---|
1kg未満 | ~14g | ~20g |
1~2kg | 14~24g | 20~34g |
2~5kg | 24~48g | 34~67g |
5~7kg | 48~62g | 67~87g |
7~9kg | 62~75g | 87~105g |
フィーラインキャビアは、チキンとその他で繊維量の表示が違うようです。
給餌量はワイルドオーシャンだけちょっと多め。
※フィーラインキャビアはコメントにて情報提供いただきました。
7.5%以下
体重 | 給餌量 |
---|---|
1kg | 23g |
2kg | 46g |
3kg | 70g |
4kg | 93g |
5kg | 116g |
6kg | 139g |
7kg | 162g |
8kg | 185g |
9kg | 208g |
10kg | 231g |
ビートパルプ配合。
「運動不足・過食など体重管理を必要とする猫用」とあり、ダイエット食に見えなくもないのですが、「避妊去勢猫にも」という記述から載せることにしました。
給餌量が多いのも魅力的。
↑の方にあるホリスティックレセピー猫用より、脂肪分約50%・カロリー約13%カットされているそうです。
8%以下
体重 | 給餌量 |
---|---|
1~2kg | 20~31g |
3~4kg | 41~50g |
5~6kg | 58~65g |
7~8kg | 72~79g |
これはすでに与えていて、安定したUNKが出ていました。
が、やはり表記の給餌量が少なめ(3.5kg だと 45g 程度)なので、今回の条件にははまりません。
9%以下
体重 | 給餌量 |
---|---|
1.8~2.7kg | 53g |
2.7~4.0kg | 79g |
4.0~5.4kg | 79~106g |
5.4~6.8kg | 106g |
6.8~9.0kg | 106~159g |
驚きの繊維質9%以下表記、しかもグレイン・グルテンフリー。
低脂肪・低カロリーでたっぷり食べさせられます。
皮膚トラブルや目やに・耳だれの原因になりやすい動物性油脂不使用。
まとめ
まとめてみて意外だったのは、グレインフリーなのに高繊維というフードがけっこうあること。
グレイン=穀物=食物繊維 というイメージがあったのですが、その分豆類やイモ類、ビートパルプで繊維質を補っているようです。
今後栗蒸しにあげてみたいフードは、「ソリッドゴールド フィットアズアフィドル」「ホリスティックレセピー」シリーズ、「クプレラ」あたりでしょうか。
繊維質が効くのか確認する意味でも、一番繊維質が高そうなソリッドゴールドから試してみようかな〜と思ってます。
まとめた以外にも条件に合うフードの情報お待ちしています!
初めまして、いつも拝見させていただいてます。
ドライフードですが、繊維質高めならフィーラインキャビアはどうでしょう?
高カロリーではありますが、グレインフリーですしお肉も多めです。
私の猫も軟便が続いていた時があり、繊維質を疑いましたが、穀物に原因があったことがあります。
原材料もよく見た方がいいかもしれません。
一番目にお肉があっても二番目三番目に穀物があるものが結構多いので、、、
参考になれば幸いです。
たいやきとおやきさん
コメント&情報ありがとうございます!
フィーラインキャビアについてさっそく調べてみましたところ、推奨給餌量が少なめなので(高カロリーだからでしょうか?)わが家は微妙なのですが、繊維質は確かに高いので、まとめに追加させていただきたいと思いますm(_ _)m
穀物を全体として疑ったことはありましたが、たしかに米や小麦と分解して考えたことはなかったように思います。
良かったフードとだめだったフードの成分表をもう一度確認してみますね。