意外にも「猫 2匹目」とか「子猫 慣らす」とかで検索されている、わがブログです。
2015年秋に2匹目の飴りんごを迎えたあと、それなりのレポートを書いたのですが、その後数ヶ月過ごしてどうなったかということはまとめていなかったな〜と思って書きます。
で、どうなったかと言うと……
率直に申し上げて、仲は良くないです笑
ただ、悪くもないです!
どういう点をもとにそう判断しているのかというのは↓に書くのですが、目立った問題はいまのところありません。
お迎えした直後の対面のさせ方は問題なかったと思うので、性格や相性の関係でこれくらいが限界かな〜と思いますし、適度な距離感を保って家族でいてくれていることに感謝しています。
毛が飛び散ることも……取っ組み合いがひどい
うちの2匹は1日1回以上くらいの頻度で、わりとひどい取っ組み合いをします。
どのくらいひどいかというと、
- 片方が威嚇する(ウー、ファー、シャーみたいな声をだす)
- 片方が悲鳴をあげる(フギャン!みたいに言う)
- そこらへんに毛が束になって落ちる
という感じです。2匹めが大きくなるにつれて、こういうケンカっぽい取っ組み合いが増えてきた感じがします。なお、いまのところ怪我はしていません。
まずいケンカ・そうでないケンカ 線引が気になる
ここで気になったのが、「この取っ組み合いは安全なのか?放置してよいのか?」ということです。
Googleで「猫 ケンカ 遊び どっち」などで検索したところ、参考になりそうなサイトがいくつか見つかりました。
上記のサイトによると、
- 唸ったり威嚇したりする
- 一方的にどちらかがどちらかを追い回したり攻撃したりする(遊びのときは代わりばんこに追いかけ・追いかけられ役になるそう)
- イカ耳になる
- もともと仲が悪い同士が取っ組み合いをしている
- 知らない猫同士が取っ組み合いをしている
- 爪を出している
- 取っ組み合いの後に毛が束になって落ちている
- 対戦の後にお互いを避ける(遊びのときは、終わったあとくっついてグルーミングしあったりする)
- 手当が必要な怪我や流血がある
場合はケンカ。逆に仲良し猫の場合、
- くっついて寝る
- グルーミングしあう
- 体をこすりつけあう
- 肩を並べて歩く・走る
- 社会的な遊びをする
とのこと。なるほど!
※完全な引用ではなく、ほかのサイトで調べたことなどを合わせてまとめています
なんとなくボーダーがわかったところで、ケンカしてるのか?遊んでいるのか?を分析
わが家の場合の取っ組みあい風景はちなみにこんな感じです。
↑の例では、栗蒸しの耳が寝ていて、飴りんごは手をややパーにしています(たぶん爪も出ている)写真からはわかりませんが、飴りんごが「ファー」くらい言ってそうな雰囲気です(実際よく言っています)
この写真では飴りんごがやられ役ですが、立場が逆転していることもあるので、どっちかがどっちかを一方的にいじめているという力関係ではなさそうです。
また、取っ組み合いの後に毛束が落ちているという件ですが、これもどちらかの毛ばかり落ちているというわけではなく、両者の毛が落ちています。
そんなことを考えつつ、猫と遊ぶ~社会的遊びと単独遊びの違いや、おもちゃを使って上手に遊ぶ方法 こちらのページを見る限りでは、どれも社会的な遊びの範疇なのでは?と思えてきます。上の写真なんて、リンク先の「ベリーアップ」そのものっぽいし。運動会のときには、ちゃんと交互に追いかけ・追いかけられ役をやっているようです。
その一方で、毛が飛び散ったり、片方が威嚇するまでしつこくしたりするのは遊びっぽくはないよな〜、とも思います。
そんなこんなで、わが家の猫2匹の関係は「おおむねうまくいっているし、ときにはお互い良い遊び相手になる。ただし、何かがきっかけで羽目を外してしまうことも」という感じかな〜と分析しました。
猫のストレスについて考える
「猫は単独行動をする生き物」という説を前提にすると、否が応でも「縄張り内に他の猫がいる」という環境にしてしまう多頭飼育では、猫たちのストレス具合が気になるところです。
↑の分析からも、うちの猫同士は「も〜まったく問題なし!おなじお腹から生まれてきたかのように仲良し!」というほどではないので、そのことによるストレスも気になってしまいます。
そこで、定期的に下記のページを見なおしてストレスチェックをしています。
要は、「元気か」「家の中でくつろいでいるか」ということですね。
これくらい近い距離でお互いにお腹を出して寝ていることもありますし、よく食べてよく遊んでいるので、ストレス指数はそこまで高くないかな?と思っています。
一方、これまで「2匹が合わなかった」という例で実際に聞いたことがあり、「これでは一緒に飼うのは難しいだろう」という感想をもった例は、
- 片方が粗相しまくるようになってしまった
- 顔を合わせるたびに流血沙汰の喧嘩になっていた
- 片方が鬱になった
というようなもの。こういう話をきくと、1日数回取っ組み合うくらい大したことないか〜と思ってしまいます。
人間にできること
そんなこんなで、「可でもなく不可でもない多頭飼育」を続ける人間としては、とりあえず下記のことに気をつけてます!
- マメに爪を切る
- 基本のお世話をしっかり(食事、水換え、トイレ掃除、体調チェック)
- 2匹ともとしっかり遊ぶ
いまのところ怪我には至っていませんが、万が一もあるため爪切りはマメに!
汚れたトイレは粗相の元なので、トイレ掃除はしっかり。食事はそれぞれに合ったものを。わが家は特に栗蒸しが体調を崩しがちなので、かかりつけまで徒歩10分ということもあり、おかしいところがあったらすぐに病院に行くようにしています(実際に、飴りんごが来てから栗蒸しがリンパ腺を腫らしてしまったこともあったので……)
2匹目を迎えた正直な感想
よく「2匹いると楽だよ!」みたいにいう人がいますが、そんなことはありません!単純に世話も心配事も倍なので、心の負担がすごいです笑
猫からしても、勝手に自分の縄張り内に猫を増やされてたまったもんではないと思います。遊び相手?何勝手なこと言ってんの!?求めてないけど!という気分だと思います……
でもかわいさも倍だし、遊んでるっぽい2匹はすごく楽しそうで嬉しいです。相手をグルーミングするところにも出会えれば最高です。
多頭飼育は無理に勧めるようなものではありませんが、家計とスペースに余裕があって、興味がある方にはぜひ一歩踏み出してほしいな〜と思います。
コメントを残す