【キャットフードまとめ】猫の下痢・軟便・胃腸用療法食(2018年版)

数年前に猫の軟便に悩まされ、胃腸・消化器系の療法食について調べたことをまとめて記事にしたのですが、最近調べ直してみると販売終了になったフードや新発売になったフードもあるようで、改めてまとめ直してみました。

療法食とは

胃腸疾患や泌尿器疾患などおおまかな症状ごとにそれぞれの症状を軽減し、さらにその症状下での栄養吸収をサポートするように開発されたキャットフードのことです。

各症状が出ている間控えめにしたほうがよい成分や、逆に重点的に摂取したほうがよい成分があるようで、胃腸用療法食では特に加水分解(消化吸収しやすいよう加工された)タンパク質や炭水化物を使用したフード、腸のために食物繊維や乳酸菌、オリゴ糖の配合を増やしたフードなどが多くなっています。

療法食はライフステージによる分類がありません。通常のキャットフードは子猫用や成猫用などの分類がありますが、それぞれの症状で必要な栄養バランスはライフステージが異なっても変わらないので同じでいいようです。

療法食を与える場合はかかりつけ医のアドバイスに従うようにし、与えている間も定期的に診察を受けるようにしましょう。

不思議なことに、メーカーAの胃腸用療法食はバッチリハマって下痢がピタッと止まった!という場合でも、メーカーBの胃腸用療法食を与えたら下痢が再発した、ということもあるので気をつけてほしいです。生き物の体は想像以上に複雑で、どんな成分が体にどう影響するのかを完全に読み切るのはほぼ不可能なので、その子に合った製品を探してあげるしかありませんね。

※ 成分は主要なものしか載せていません
※粗タンパク質→タンパク質、kcal/kg→kcal/g など表記を統一している部分があります

ロイヤルカナン

ロイヤルカナン製品は動物病院に置いてあることも多く(これから紹介するフードは病院に置いていないものも多い)、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのすべてで取り扱いがあるため入手しやすい、価格もナチュラルフードに比べれば安価なところがメリットです。BHAの問題があるので気になる人は長期間使用しづらいかもしれませんが、入手しやすさや価格面から緊急時の選択肢としては上位にくるのではないでしょうか。

ロイヤルカナンの胃腸用療法食はドライのみです。犬用で同じ名前の製品があるので通販サイトなどで購入する際は気をつけましょう。

※BHAの問題…ロイヤルカナン製品は発がん性が疑われているBHAという化学物質を使用しています

消化器サポート

少ない量で必要なカロリーや栄養素がとれるよう、高消化性のたんぱく質・炭水化物を使用し高エネルギー・高嗜好性に仕上げたフード。腸内環境に配慮して可用性食物繊維を配合。pHケア設計なので泌尿器疾患がある子も使いやすいとのこと。

【原材料】

肉類(鶏、七面鳥)、米、動物性油脂、コーングルテン、植物性繊維、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、加水分解動物性タンパク、卵パウダー、ビートパルプ、魚油、酵母、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、酵母エキス(マンノオリゴ糖含有)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン)、ミネラル類(K、Cl、P、Ca、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、A、ビオチン、B12、D3)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

【成分】

公式サイトでは「単位/400kcal」として「g」で成分が記載されていたので、他の製品と比較しやすいよう「%」に換算してあります。

  • タンパク質:32%程度
  • 脂肪:22%程度
  • 食物繊維 :11.1%程度
  • 灰分:8.5%程度
  • 水分:5.5%程度

【カロリー】

408kcal / 100g

消化器サポート(可溶性食物繊維)

便秘用に可溶性食物繊維の含有量を調整したフード。といっても、他の人が書いたブログなどによると下痢や軟便に効くこともあるそうで、わが家も実際下痢・軟便で受診したときは普通の消化器サポートと可溶性食物繊維の両方を処方されました。

【原材料】

肉類(鶏、七面鳥)、米、コーン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、コーングルテン、サイリウム、加水分解動物性タンパク、チコリー、卵パウダー、魚油、酵母、大豆油、フラクトオリゴ糖、酵母エキス(マンノオリゴ糖含有)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-リジン、タウリン)、ミネラル類(K、Cl、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、A、ビオチン、B12、D3)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

【成分】

公式サイトでは「単位/400kcal」として「g」で成分が記載されていたので、他の製品と比較しやすいよう「%」に換算してあります。

  • タンパク質:31%程度
  • 脂肪:15%程度
  • 食物繊維:11.7%程度
  • 灰分:7.9%程度
  • 水分:5.5%程度

【カロリー】

389kcal / 100g

ヒルズ「プリスクリプション・ダイエット」

ヒルズ製品も動物病院に置いてあることが多く、通販サイトでも取り扱いが多いことに加え価格帯もロイヤルカナンと同じくらいなので試しやすい製品です。

i/d はドライとウェットがあるのが消化器サポートと大きく異なる点です。こちらも犬用で同じ名前の製品があるので購入する際は気をつけましょう。さらにヒルズの療法食はすべて「○/d」という名前で統一されていて、製品名が似通っているのでそこも気をつけたほうが良いです。

ネットで検索すると、場合によっては食物アレルギー用の「z/d」、消化・体重管理の「w/d」、減量用の「r/d」を処方されることもあるそうなので i/d が合わなかった場合は上記のフードも試してみる価値があるかもしれません(今回はあくまで胃腸用療法食の紹介なのでこのあたりは省略します)。

i/d ドライ

腸内フローラを活性化して腸内を健康な状態に維持できるよう、可溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランス良く配合。高い消化性を実現したフード。pHケアも。

【原材料】

トリ肉(チキン、ターキー)、トウモロコシ、米、動物性油脂、コーングルテン、全卵、チキンエキス、ビートパルプ、セルロース、フラクトオリゴ糖、サイリウム、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

【成分】

  • たんぱく質:34.0%以上
  • 脂質:17.0%以上
  • 粗繊維:4.5%以下
  • 灰分:9.0%以下
  • 水分:8.0%以下

【カロリー】

400kcal / 100g

i/d 粗挽き チキン(ウェット)

【原材料】

ポーク、チキン、米、ポテト蛋白、動物性油脂、チキンエキス、セルロース、ビートパルプ、フラクトオリゴ糖、サイリウム、ミネラル類、増粘安定剤(グァーガム)、ビタミン類(ビタミンE、ビタミンC、ベータカロテン、他)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)

【成分】

  • たんぱく質:7.5%以上
  • 脂質:4.0%以上
  • 粗繊維:1.5%以下
  • 灰分:2.5%以下
  • 水分:78.0%以下

【カロリー】

168kcal / 缶

i/d チキン&野菜入りシチュー(ウェット)

【原材料】

ポーク、チキン、米、ポテト蛋白、動物性油脂、チキンエキス、セルロース、ビートパルプ、フラクトオリゴ糖、サイリウム、ミネラル類、増粘安定剤(グァーガム)、ビタミン類(ビタミンE、ビタミンC、ベータカロテン、他)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)

【成分】

  • たんぱく質:6.5%以上
  • 脂質:3.0%以上
  • 粗繊維:2.0%以下
  • 灰分:2.0%以下
  • 水分:85.0%以下

【カロリー】

78kcal / 缶

アニモンダ「インテグラプロテクト」

アニモンダはドイツ最大規模の肉製品専門メーカーの一員として1991年に誕生。そのノウハウを活かし栄養満点・嗜好性抜群の製品を生み出しています。原料はヒューマングレードにこだわり、副産物ミールは不使用。GMO(遺伝子組み換え)原料や人工着色料・保存料・酸化防止剤も不使用。さらに中国産原料も使用していません。あらゆるニーズに応えるため療法食のラインナップも充実しています。

ナチュラルフードの中では知名度も高いアニモンダ。国内での取り扱いも多く、Amazonや楽天など主要な通販サイトではほとんどの種類を購入できますが、わりと高価です。

アニモンダの公式サイトに胃腸ケアの給餌に関する注意事項が掲載されています。胃腸ケアは弱った胃腸に効くよう調整されているため、推奨される使用期間は1〜2週間。下痢で失われやすい電解質(ナトリウムやカリウム)を増やしているので、症状が落ち着いた後もこのフードを続けると、他の臓器の負担になる可能性があるとのこと。1〜2週間で症状が落ち着かない場合は獣医師の診察を受けるかフードを変える、症状がおさまった場合は通常食にすみやかに切り替えることが必要ですね。

胃腸ケア ドライ

【原材料】

ポルトリーミール、白米、コーン、加水分解ポルトリープロティン、ポルトリー脂肪、牛脂、ビートパルプ  

【成分】

  • タンパク質:31.5%
  • 脂質:21%
  • 粗繊維:2%
  • 灰分:6.5%
  • 水分:6%

【カロリー】

424kcal / 100g

胃腸ケア ウェット

【原材料】

ターキー、ライス

【成分】

  • タンパク質:12%
  • 脂質:4.4%
  • 粗繊維: 0.3%
  • 灰分: 1.8%
  • 水分: 80%

【カロリー】

92kcal / 100g

サニーペット「FORZA10」

サニーペットは、22年間ペットの病気と食べ物について研究した獣医師のセルジオ氏により1996年イタリアにて設立されました。ペットの病気の多くは原料となる肉に蓄積した化学物質であると考え、人の手がかかりにくい魚に注目したFORZA10シリーズを開発。製品のほとんどは原料の配合からパッケージングまでオートメーション化された自社工場で製造され、人間用の食品と同じレベルのチェックをクリアしています。

FORZA10のドライフードは通常の粒に特殊成分の粒が一定量混ざったタイプのフードです。特殊成分の粒はハート型でAFSタブレットと呼ばれ、それぞれのフードに合わせた成分を凝縮しています。インテスティナルアクティブのAFSには腸内環境を改善し免疫機能を刺激する植物性の乳酸菌や食物繊維、ローズヒップなどが配合されています。

価格はアニモンダ製品と同じくらいでまあまあ高いです。

インテスティナルアクティブ(ドライ)

【原材料】

【通常粒】米、魚粉(アンチョビ)、加水分解された魚蛋白、鶏脂肪(ミックストコフェロール で保存)、ビール酵母、魚油(ミックストコフェロールで保存)、海藻(アスコフィラム結節)、ビートパルプ、ミネラル (炭酸カルシウム・リン酸カルシウム・硫酸亜鉛
硫酸鉄・ 銅グリシン合成物・マンガン酸化物・亜セレン酸ナトリウム・ヨウ化カリウム)・乾燥 酵母(BIOMOS)、FOS、DL-メチオニン、ビタミン(A・D3・E・ナイアシン・B12・チアミン 硝酸塩・パントテン酸・リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩・ビオチン・葉酸)、塩化コリン、タウリン、ユッカシジゲラ、ローズマリーエキス

【AFS(ハートの粒)】加水分解された魚蛋白、加水分解されたポテト、ローズヒップ、オオバコ種、 オレガノ、炭酸カルシウム、乾燥酵母(BIOMOS) とFOS、植物性乳酸菌、 ローズマリーエキス

【成分】

  • 粗タンパク質:29.00%
  • 粗脂肪:10.50%
  • 粗灰分:8.50%
  • 粗繊維:6.00%
  • 水分:10.00%

【カロリー】

336Kcal / 100g

インテスティナルアクティ ウェット

主な特徴はドライと同じで、植物性乳酸菌や食物繊維、ローズヒップなどが配合されていることですが、ウェットの方はサーモンがベースになっています。

【原材料】

煮汁、サーモン、米、ギニアアブラヤシ油、ミネラル類、オレガノ、カシアケイヒガム、グアーガム、キサンタンガム、グルコース、ビタミンD3、ローズヒップ、オオバコの葉、タウリン、栗、乳酸菌(E1707 Enterococcus faecium DSM 10663-NCIMB 10415)

【成分】

  • 粗タンパク質:6.5%
  • 粗脂肪:5.8%
  • 粗灰分:1.6%
  • 粗繊維:0.5%
  • 水分:81.2%

【カロリー】

81kcal / 100g

ブルーバッファロー「BLUE Natural Veterinary Diet」

ブルーバッファローはビショップ一家が愛犬ブルーの健康問題を解決するために専門家と協力して誕生したフードです。米国の本社はたくさんの犬猫の遊び場にもなっています。副産物ミールやアレルギーの原因になりがちなコーン・小麦・大豆は不使用。自然派の酸化防止剤のみを使用しています。

ブルーバッファローのドライフードも通常粒に特殊な粒が一定量混ざったタイプのフードです。特殊な粒はライフソースビッツと名付けられ、抗酸化作用のある栄養素・ビタミン・ミネラルを配合。成分をなるべく破壊しないよう低温加熱で作られています。

通販サイトへの入荷が始まっていたり猫雑誌に広告が載っていたりして名前は知っていましたが、療法食のラインがあるのは初めて知りました。療法食は主要な通販サイトで取り扱いがないみたいで、入手には動物病院からの問い合わせが必要っぽいです。試してみたいのであればかかりつけ医に相談するしかないのかな〜

GI 消化器サポート

【原材料】

骨抜き鶏肉、乾燥チキン、タピオカでんぷん、エンドウマメ、乾燥ターキー、エンドウタンパク、乾燥卵、鶏脂(混合トコフェロールにて酸化防止)、亜麻仁(オメガ-3脂肪酸およびオメガ-6脂肪酸源)、植物発酵エキス、馬鈴薯、エンドウ繊維、リンゴポマス、カボチャ、乾燥ケルプ、クランベリーポマス、乾燥アルファルファミール、乾燥チコリ根、キャノーラ油(オメガ-6脂肪酸源)、馬鈴薯でんぷん、カラメル、サツマイモ、人参、パセリ、ブルーベリー、クランベリー、大麦若葉、ユッカ抽出物、ターメリック、ローズマリーオイル、乾燥酵母、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵産物、乾燥黒麹菌発酵産物、乾燥トリコデルマ・ロンギブラキアタム発酵産物、乾燥バチルス・サブチルス発酵産物、アミノ酸類(メチオニン、L-トレオニン、タウリン、L-トリプトファン、L-カルニチン、L-リジン)、ミネラル類(塩化カルシウム、炭酸カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、銅アミノ酸キレート、マンガンアミノ酸キレート、硫酸第一鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、硫酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(塩化コリン、E、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、ニコチン酸、B1、ビオチン、A、B6、パントテン酸カルシウム、B2、D3、B12、葉酸)、酸化防止剤(混合トコフェロール)

【成分】

  • たんぱく質:36.0%以上
  • 脂質:14.0%以上
  • 粗繊維:4.0%以下
  • 水分:10.0%以下
  • 灰分:8.5%以下

【カロリー】

366kcal / 100g

Monge(モンジュ)「VetSolution」

モンジュグループはバルダッサーレ・モンジュにより1963年に誕生。イタリアで初めてウェットフードを製造したメーカーです。品質・環境・安全をモットーに、動物実験を排除。イタリア・クネオ県の自社工場で生産からマーケティングまですべてを担っています。

VetSolution製品は独自に研究されたフィトアロマ(植物性の栄養)・XOD(キシロオリゴ糖)・SOD(スーパーオキシドジスムターゼ・抗酸化酵素)を配合しています。フィトアロマは嗜好性を高めるだけでなく病状の改善に役立ちます。XODは腸内フローラの改善や免疫の調整、SODは抗酸化酵素として細胞や組織の損傷を防ぐ効果が望まれます。VetSolution製品はすべて穀物・グルテンフリー。100%天然成分のみを配合しています。

聞き慣れないメーカー&製品名で、いろいろ調べたのですがあまり資料がなく。。。公式サイト(イタリア語・英語)から翻訳ツールを使って↑の文章を書いたのですが間違いも多いと思うので参考程度に見てもらえれば〜こちらも犬用製品があるので購入の際は間違えないよう。価格はこの手の製品にしてはお手頃めです。

胃腸サポート

凍結・乾燥したメロンから抽出したSODを配合。フィトアロマ成分としてセイヨウトチノキを用いています。セイヨウトチノキに含まれるエスシンという成分には、腸の動きを遅らせて酵素の作用時間を延ばし、消化を助けるはたらきがあります。

【原材料】

乾燥ポーク、タピオカ、ジャガイモ、加水分解サーモンタンパク、鶏脂、牛脂、不溶性エンドウ豆繊維、サーモンオイル、乾燥豆、乾燥魚、ビタミン類、ミネラル類、キシロオリゴ糖(0.4%)、パイナップル茎、タウリン、L-カルニチン、セイヨウトチノキ抽出物(0.01%)、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス、乾燥ラクトバチルスカゼイ、乾燥ラクトバチルスプランタラム、乾燥ストレプトコッカスサーモフィルス、凍結乾燥メロン果実(SOD源 0.005%)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)

【成分】

  • たんぱく質:30.0%以上
  • 脂質:18.0%以上
  • 粗繊維:7.0%以下
  • 灰分:8.9%以下
  • 水分:10.0%以下

【カロリー】

398kcal / 100g

Farmina(ファルミナ)「Vet Life」

1965年イタリアで動物栄養専門のルッソ・マンギニ社が誕生、その価値観を受け継ぎ1999年にファルミナ社が誕生しました。イタリア人が大事にしている家族への思いやり、そこからくる愛情たっぷりの食事を4本足の家族にも、という心から最高のペットフードを作り続けています。そのようなモットーから動物実験は一切排除。酸化防止剤は天然成分のもののみを用い、パッケージング後は人間用食品でも利用されている窒素充填技術で酸化を防止しています。原料は100%GMOフリー・ヒューマングレード。

ナチュラルフードに詳しい人なら「N&D(ナチュラル&デリシャス)」という製品でこのメーカーに触れている人もいるかもしれません。やはり犬用も同名の製品があります。N&Dは公式ショップ?で購入できるようですが、Vet Life は Amazon のみで取り扱いを確認できました。

ガストロインテスティナル

【原材料】

乾燥鶏肉、米、動物性脂肪、コーングルテン、亜麻仁、スペルト小麦、加水分解動物性タンパク、乾燥魚、乾燥ビートパルプ、魚油、乾燥全卵、エンドウ豆繊維、植物油、オオバコ種子、塩化カリウム、乾燥ビール酵母、イヌイン(0.6%)、フラクトオリゴ糖(0.6%)、マンナンオリゴ糖(0.6%)、食塩、第一リン酸ナトリウム、硫酸カルシウム二水和物、マリゴールド(ルテイン源)、(粘骨質源):オオバコ種子

【成分】

  • たんぱく質:33.0%以上
  • 脂肪:21.5%以上
  • 繊維:1.7%以下
  • 灰分:7.3%以下
  • 水分:8.0%以下

【カロリー】

405kcal / 100g

まとめ

調べるの大変だったけど勉強になりました!特に国内に公式サイトがないモンジュや、通販サイトでの取り扱いがないブルーバッファロー製品は謎が多いままになってしまいましたが…

通販サイトで手軽に買える療法食が増えてきている反面、普通のキャットフードと同じように買えてしまうので扱いが雑になりがちな問題もあります。「療法食は成分が特殊なので気軽に与えるべきではない」ということは常に心に刻んでおきたいと思います。

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